太公望
こんばんは なべっち です。
今夜は小説の紹介… 『
太公望 』 です。
写真は文庫版(上)(中)(下)です
著者は 『
宮城谷昌光 』 さん。 古代中国を舞台にした小説を多く書いている有名な方です!
2001年 文芸春秋から出版 全3巻
舞台は紀元前11世紀ごろの中国
っと聞いたら、頭が???となりますか?(笑)
普通はとっつきづらい時代・地域ですよね~(笑)
でも、これ
面白いんです!
内容は主人公が復讐を果たす話なのですが、その復讐がさわやかに完結します。
相手は当時の中国:商の王 紂王 です。 そう復讐の相手は国王です。
一方主人公は、辺境の遊牧民の少年です。
この物語は、その少年が幾多の困難を乗り越え、奇跡を起こす、成長の物語です。
太公望と聞いてもあまりなじみのない方が多いと思いますが、釣り好きの人を太公望っと呼んだりしますよね。
また、 「 覆水盆に帰らず 」 や 「 酒池肉林 」 といった四字熟語や慣用句は太公望や紂王の逸話から作られました。
少し身近に感じられましたか
なべっちはマンガや小説をよく読みますが、マンガではスポ根、小説では時代物・歴史物が好きです。
それは主人公が成長する姿を見れるからです。人が成長する姿を見るのはとても
わくわくします
この小説も、主人公の 『 望 』 が、ただの少年から大国の軍師、そして自分の国をつくり国主になる過程・成長を見せてくれます。
紀元前11世紀ってかなり昔=日本では縄文時代(笑)なので、おとぎ話や昔話を読む感覚でもよいと思います。
(大人のですが…いやらしい意味ではなく 笑 )
ぜひ、このさわやかな大河ドラマの世界に身をゆだねてみてください。
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