夏バテ 7 食事②
こんにちは なべっち です。
今日も引き続き 『
夏バテ 食事 』 です。
夏バテ対策の食事のポイントは3つ
今日は、ポイント その② 『
夏バテ解消の栄養素 』
まずは
ビタミンB1 です。
B1 は糖質(炭水化物)をエネルギーに変える働きをします。夏場は新陳代謝が激しく、エネルギーを消費しやすいので、ビタミンB1が不足がちになります。
またB1は汗や尿から排出されやすく、ストレスが多いと余計に使われてしまうので積極的にとる必要があります。
疲れたときに甘いものを食べても、B1不足だとエネルギーにならず、ストレスも溜まってしまうというわけです。
ビタミンB1が豊富に含まれる食材
•うなぎ
•豚肉
•鯛
•ぶり
•大豆
•モロヘイヤ
•玄米
•ほうれん草
•ごま など
次に
硫化アリル(アリシン) です。
硫化(りゅうか)アリルはニンニクやタマネギといった、ユリ科の植物に含まれる成分です。
硫化アリルは人の体に入ると、アリシンという物質に変化します。
アリシンはビタミンB1と結合してアリチアミンという物質をつくります。アリチアミンは血液中で長時間維持されるため、ビタミンB1の働きが効果的に持続し、疲労回復に有効です。
またビタミンB1は、一定量以上になると体に吸収しにくい特徴があり、これを吸収しやすくする効果もあります。
硫化アリル(アリシン)が豊富に含まれる食材
•ニンニク
•ニラ
•ネギ
•玉ネギ など
番外編
クエン酸
クエン酸も疲労回復の栄養素として紹介されることが多いですが…
疲労の原因である体内の乳酸の排出を促すのが「クエン酸」ということですが、
乳酸は疲労物質ではない という報告もあります。
また、クエン酸の作用は、長期的な疲労の回復効果というより、運動時にエネルギーを補充し、疲労度を軽減する働きが強いようです。
どうも、クエン酸の疲労回復効果とは、一般的な社会活動での疲労回復の効果とは違うようです。
で、なべっちとしてお勧めする夏バテ解消の食材は…
『
うなぎ 』 です。
ひねり無く、定番食材ですみません~
鰻には身体に良いとされる栄養がたくさん含まれています。うなぎは、ビタミンA、B1、B2、D、EやDHA、EPA、 ミネラル(鉄、亜鉛、カルシウム)など身体に大切な栄養素が大変豊富です。こうした高い栄養価のため体を温める効果もあり、滋養強壮の代名詞としても有名です。
また表面のヌメリはムコプロテインというもので、胃腸の粘膜を保護し消化吸収を助けるので、とくに食欲不振時の夏バテに効果があります。
うなぎは夏バテ解消の疲労回復の効果以外にも、視力の低下や皮膚などを健康に維持する美容効果、脳卒中の予防、口内炎、丈夫な骨の維持、高血圧の予防などさまざまな効果があります。しかも低カロリーですので、うなぎは身体とっては実に理想的な健康食品なのです。
夏バテは、
夏の終わりから秋口にかけてもピークがある といいます。
今、うなぎはかなりお高くなっていますが、頑張っている自分へのご褒美と、「夏バテにならないぞ」という気合入れの意味でも食べてみてください!
次回は、 『 夏バテ 食事 』ポイント その③ です。
関連記事