野口さん講演会の続き

鍼灸マッサージ師 渡邉

2013年11月29日 09:00


こんにちは なべっち です。


今日は、野口健さん講演会の続きです。


エベレスト

野口さんが環境問題に取り組むようになったきっかけは…


最初はそんなつもりは無かったとのことです。

ただ登山をしている中で、自国も含め各国登山隊によるゴミの投機には思うところがあったとの事。


そして、登山中のベースキャンプで、ある外国人に言われた一言が大きな転機になったようです。

「お前たち日本人はこの山も Mr.FUJI にするつもりか?」


日本の富士山は、世界一汚い山のレッテルを貼られているようでした


そこで、野口さんはエベレストの清掃活動をするようになったそうです。


ベースキャンプに集められたゴミ

そしてこの清掃活動が富士山の清掃活動・富士山の世界遺産登録へと繋がって行ったようです。


野口さんはこのほかにも、「シェルパ(登山隊の案内人・荷役人)基金」の設立や「マナスル基金」を設立し、サマ村(ネパール)に学校および宿舎を建立。
先の大戦で戦死した方々の各地に放置されたままであるという遺骨収集、「センカクモグラを守る会」の立ち上げ、
などの活動をしているそうです。





この講演会で耳に残ったのは、「環境問題は自然相手じゃなく、 人間 社会 が相手 なんです」 という言葉です。

これは全ての事柄に通じることだと思います。

物事に悩んだときには、この言葉が解決の糸口の一つになるように思いました。



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