こんにちは くすのき鍼灸院 渡邉 です。
日曜日に久しぶりにテニスをやってきました。
そして熱中症の一歩手前になりました
8月3日(日曜)の天気は…
曇り 13時~15時の気温は28.5~27.8℃ 湿度は68%
熱中症予防に関するもので 「
暑さ指数」 なるものがあります。
暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は、
熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。
単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。
暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、
人体の熱収支に与える影響の大きい
①湿度、
②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、
③気温
の3つを取り入れた指標です。
調べてみると、
日曜の富士市の13時~15時の暑さ指数は
25.3~25℃でした。
上の表で言うと 「警戒レベル」 にあたります。
当日、コーチに球出しをしてもらいながら1時間ほど練習をしていると、顔がとても熱くなり、頭痛がしてきました。
あっ、こらぁダメだとすぐに思い、即休憩に入りました(笑)
日陰に入り、スポーツドリンクで水分補給。
10分ほどで頭痛が治り、身体の熱さも治まりました。
久しぶりのテニス。しかも普段は屋内での仕事なので、身体が熱さに順応してくれないのですね
そうしていると、「なんか、気分が変な感じで…」と言って、
もう一人のメンバー(20代男性)が休憩しに戻ってきました。
ベンチに座って水分補給をしていましたが、
程なく「気持ち悪くて、吐きそうです」の声に
彼のほうを見てみると顔が真っ青になっていました
すぐに横にさせて、冷たい水をかけたタオルを首に巻いてあげました(頚動脈を冷やして身体を冷やすため)。
すると5分くらいで顔色が戻り、気分も楽になったようでした。
そのあとにアイスを食べる(口腔内を冷やして身体を冷やすため)とだいぶ落ち着いたようでした
熱中症には、早めの判断と正しい対処(休息・水分補給と身体冷却)が必要です。
もちろん「意識が無い」や「自分で水分補給が出来ない」時は、
迷わず救急車を呼ぶ ことが大切です。
自分は、1時間休憩した後、またテニスを楽しみましたが(笑)、
自分の身体の状況がしっかりと判断できない場合は、安静にしたまま帰宅したほうが良いと思います。