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2014年01月17日

ちび太 肌荒れ


こんばんは なべっち です。


長男 ちび太 の口周りの肌が荒れています。



この時期の乾燥や、食事の時に食べ物が口の周りにも付いて荒れやすい環境です。


以前はベビーローションを塗ってケアをしていたのですが効果がありませんでした顔07


噂に聞いていたので 『 白色ワセリン 』 を使ってみることにしたら肌の状態が良くなって来ました上昇中

肌の赤い小さな発疹が消え、ザラザラとした肌の質感が変わってきたのです顔02




「 ワセリン 」 とは、石油から抽出された油で、優れた保湿効果がある軟膏です。無味無臭・無香料で、多くの 
化粧品類、塗り薬の基材
 としても使われています。


石油から作られた油… そんなもの身体につけて大丈夫?と思うかもしれませんが、ワセリンは多くの医薬品や化粧品に使用されるものなので安全性については心配いりません。

また 皮膚科や小児科などでもワセリンは処方 されています。


そんなワセリンにも 副作用 があります。
白色ワセリンによる皮膚の赤み、皮膚の発疹症状は、非常に肌が敏感な赤ちゃんや子供に発生するケースが多くあります。

これは、白色ワセリンに含まれる 微量の不純物 が反応を起こしている事が考えられます。
精製技術の進歩に伴い、白色ワセリンの不純物の多くは取り除かれましたが、やはりごく微量の不純物が混合されているためです。


アトピー性皮膚炎の持病 を持っている方や、 敏感肌の赤ちゃん の場合は、この極めて微量の不純物にも肌が過剰に反応し軽い炎症症状を発症してしまうケースがあります。


ちび太の場合も敏感肌のため、ベビーローションに含まれているワセリンに反応していたのかもしれません。



今回使った白色ワセリンは 「 ワセリンHG 」 という 大洋製薬㈱さん が製造販売している製品です。



この製品は白色ワセリンの中でも不純物の除去率が良いようです。


不純物が除去されているので、中身は無色透明です。
同じワセリンでも、他のメーカーの物で黄色みがかっている物もあります。


特徴に

とあったので、ちび太に使ってみたのですが正解でした顔02



しかし、白色ワセリンから更に不純物を取り除いた商品があります。
「 プロぺト 」 というものです。

プロペトは、通常の白色ワセリンに比べてのびがよく、ベトベトしないためアトピー性皮膚炎のスキンケアに使用されています。
眼科用ワセリンともいわれて、眼球に塗っても刺激がほとんど無いようです。


また、プロぺトを更に精製し不純物を徹底的に取り除いた
「 サンホワイト 」 と呼ばれるワセリンも製品化されております。




最後にワセリンの 上手な使い方 についてです。


最初のワセリンの説明で 「石油から抽出された油で、優れた保湿効果がある軟膏」
とありましたが、保湿効果ではなく 保護効果 のほうがより近いようです。

ワセリンは油を精製したものです。 肌に油膜を張って保護する というイメージです。


ワセリンを塗る前に しっかり肌を保湿し、ワセリンで保護する というのがよりよい使い方だと思います。


しかし、肌を保護する効果があるので熱がこもりやすくなります。
患部に熱がこもって、逆に痒みが増してしまうようでは逆効果なので、その場合はワセリンの使用を控えてください。


  


Posted by 鍼灸マッサージ師 渡邉 at 17:17Comments(0)健康