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2013年11月13日

顎(あご)の痛み

こんばんは なべっち です。


先日、 顎(あご)の痛み を訴える患者さんが来ました。


基礎疾患として 顎関節症 がある方でした。


問診・触診で 咀嚼(そしゃく)筋 の内の 咬筋(こうきん) に強い痛みと筋緊張があるのがわかり、治療しました。


患者さんは 2歳のお子さんがいる女性 で、育児などで精神的にも肉体的にもストレスが溜まっているようで、上半身がガチガチの状態でした。


10代半ば~30代の女性に多い顎関節症ですが、増悪要因の中に 精神的・肉体的ストレス があるので、今回もストレスが原因で痛みが強くなったと思われます。



以前は顎関節症の原因は噛み合わせの異常にあると言われていましたが、現在では顎関節症の原因となる因子はいくつかあり、それらが積み重なって、ある耐久限界を超えたときに発症する・・・と言われています。


また顎関節症のタイプはその障害のある部分によっていくつかに分けられています。
(日本顎関節学会による)

1) 筋肉の障害によって起こるタイプ(Ⅰ型)
2) 関節包・靱帯の障害によって起こるタイプ(Ⅱ型)
3) 関節円板の障害によって起こるタイプ(Ⅲ型)
4) 変形性関節症によって起こるタイプ(Ⅳ型)

鍼灸・マッサージの治療ではⅠ型(筋肉の障害)が適用のタイプになります



来院された患者さんには、主訴の顎(あご)の治療と共に、ガチガチだった上半身の治療も行いました。

治療部位の咬筋   筋肉のしくみ・はたらき事典 より


治療後、顎(あご)の痛みが治まり、身体が軽くなるのと同時に腕の痛みも取れたと喜んでおいででした顔02


顎(あご)の痛みと鍼灸・マッサージ?と思う方もいると思いますが、 適用のタイプなら治療効果も大きい のです。



原因がわからなかったり、原因がわかっていてもなかなか治らない痛みをお持ちの方がいらしたら、鍼灸院へ行ってみるのも一つの選択だと思います顔01

  


Posted by 鍼灸マッサージ師 渡邉 at 21:30Comments(0)健康