2013年05月21日
原因と全身への影響
こんにちは なべっち です。
今日は、歯周病の原因と全身への影響です。
歯周病の原因は3つ
1. 細菌
歯周病は歯周病菌による感染症です。
デンタルプラーク(歯垢)=細菌 は 『 バイオフィルム 』 という細菌集団を作り、歯にへばりつきます。
この 『 バイオフィルム 』 というやつは只者ではありません!
抗菌剤や抗生剤、白血球でも入り込めない 強い耐性を持っていて、人間の免疫機能に対抗してきます。
2. 免疫力の低下
歯肉が炎症を起こすのは免疫機能が働いた証拠です。
白血球などが細菌と戦い、感染を防ごうとします。
しかし、体調が悪かったり炎症が強いと、戦いが長引き、免疫力が低下することによって細菌の進入を許してしまいます。
3. 生活習慣
糖分の多い食事、歯を磨かない生活は歯周病菌が大好きな環境です。
また睡眠不足、過労、ストレス、喫煙は免疫力を低下させます。
全身への影響
歯周病が怖いのは全身にも影響があるからです。
歯周病菌が血管に入り込み 、全身の臓器に周り、さまざまな病気を引き起こします。
その例は…
脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、糖尿病、誤嚥性肺炎、細菌性心膜炎、低体重児出産・早産、骨粗しょう症、腎炎、関節炎、胃潰瘍 etc.

調べれば調べるほど出てきます
