2013年07月25日
実におもしろい
こんばんは なべっち です。

家庭菜園で夏野菜が取れました

夏野菜美味しいですよね~

なべっちは、特にトマトが好きです


しかも条件付で 『 火を通したトマト 』 が大好きなのです

ミネストローネ、トマトベースのスパゲッティ、トマトソースのピッツァ、ミニトマトにベーコンを巻いて焼いた物… 美味しいですね~


でも、生のトマトにはあまり魅力を感じません。トマトスライス、トマトの入ったサラダ など。
しかし、イタリアンレストランで食べるトマトの入ったサラダが美味しく感じることがよくあるのです。
注意してみると、美味しいトマトサラダは トマトの湯むき(皮むきの事) がしてある事に気づきました。
これは初め、トマトの皮が口の中に残り、食感がよくないので行っているのかと思っていましたが、実は 『うまみ成分』 を引き出すため でもあったのです

トマトには 『 グルタミン酸 』 、『 アスパラギン酸 』 といったうまみ成分が豊富に含まれています(4:1)。
ちなみに、日本食で使われる 昆布 のうまみ成分は、約60%が「グルタミン酸」(残りは主に「アスパラギン酸」)、 鰹節 のうまみ成分は主に 『 イノシン酸 』 です。
で、なぜ火に通すとトマトのうまみ成分が引き出されるのかというと…
このうまみ成分とは 『 アミノ酸 』 の一種なのですが、アミノ酸はたんぱく質が分解される事によって現れます。
火を通す事によって たんぱく質が分解 され、うまみ成分としてのアミノ酸が現れるのです。
昆布や鰹節は熱湯によって、
また、味噌・醤油も、大豆のタンパク質が発酵によって分解され、「グルタミン酸」や「イノシン酸」が生じるため、うまみを感じる事が出来るのです。
美味しいが科学的に証明される
「実におもしろい」 ですね~(笑)